
はじめまして。
「中学受験指導スタジオキャンパス」、ならびに「国語専科・博耕房」代表の矢野耕平と申します。このサイト「中学受験のアトリエ」の運営代表も務めています。
わたしは進学塾を経営しつつ、子どもたちの中学受験指導に従事する傍ら、中学受験や中高一貫校の魅力や国語教育に関する書籍を著したり、さまざまなメディアで記事を執筆したりしています。
昨年2021年を振り返ると、2月に『令和の中学受験 保護者のための参考書』(講談社+α新書)を上梓するとともに、昨年1年間だけで実に110本もの記事を配信しました。一例を挙げると、朝日新聞EduA、AERA dot.・プレジデントOnline・現代ビジネス・新潮社Foresight・旺文社中高パスナビ・プレジデントFamily中学受験部など……。
これらはすべて版元からお鳥目を頂戴し、その多くは求められるテーマに応じて執筆しているものです。しかし、この「中学受験のアトリエ」では、自由気ままに日々の出来事を書きなぐっていきたいなあと考えています。
このコラムのタイトルは「塾の小窓をのぞいたら」。
われながらかなり気に入っているタイトルです。
「小窓」は内側からも外側からも「のぞける」ものです。塾という世界の中から見た外の景色を伝えるだけではなく、外から見た塾の内側のあれこれを開陳したいと意気込んでいます。また、「のぞいたら」とあえて平仮名表記しているのは、「覗」のみならず「除」という漢字もときには適用できるような、要は「なんでもアリ」の世界でよいじゃないかという思いがあるからです。
「何だか一貫性のないコラムだな……」
ここでの記事が更新されていくうちに、そのように感じられる読者が大勢いるかもしれませんので、初回で宣言しておきますね。ええ、「一貫性のない」ことがここのテーマです。
とはいえ、「中学受験のアトリエ」は、わが子が中学受験を志す保護者に向けてサイトです。
自由気ままな筆致の中にも、皆様にとってお役に立つもの、それまでの視点が変化するきっかけになるものが転がっているかもしれません。どうぞご期待ください。