【2022年度】香蘭女学校中等科の入試問題分析

算数

大問1 四則混合計算・小問
大問2 平面図形(回転移動)
大問3 立体図形(水問題)
大問4 平面図形(分割)

例年通り、大問1①~⑭は計算や基本的な小問が出題されています。ただし⑬⑭は応用問題レベルです。①~⑫でなるべくミスをしないように過去問や割合・比、規則性、場合の数、平面図形などの基本問題から標準問題を練習することが大切です。大問2~4は応用問題レベルの難しい問題もありますが小問による誘導形式なので、小問を何問か得点することで得点を伸ばすことができます。大問1の①~⑭の小問を「速く正確に」答え、大問2以降でどこまで食い込めるかが大切です。

国語

著作権の関係で問題分析はおこないません。

理科

大問1 知識総合
大問2 ジャガイモ
大問3 11月の公園の広場での課外活動(読解)
大問4 ばねとてこ・浮力
大問5 カーボンニュートラル

一昨年より出題されるようになった会話文の読解問題は、公園の広場での課外活動をテーマにした総合問題でした。選択肢問題、読解問題やグラフ・表の読み取り、記述問題など、出題形式はさまざまですが、典型的な問題を中心に構成されています。各分野の基本知識をしっかりと身につけた上で、過去問演習を通して出題の傾向を掴んでおきましょう。

社会

大問1 総合問題(国際連合・SDGsなど)
大問2 総合問題(上野公園周辺の歴史など)

大問2題構成でそれぞれが総合問題、解答数が44、うち短文論述は1問という例年通りの出題です。地理・歴史・公民と時事問題が満遍なく出題されています。本校の受験生は時事問題策が必須で、今年度も「フードバンク」「ハラール認証」「チバニアン」などが出題されました。歴史分野でも写真や絵から作品等々を選ぶ形での文化史の対策も必要です。全体的には標準レベルの出題内容なので、問題演習などを通じて知識を確実に定着させましょう。

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