駒場東邦中学校の2024年度入試問題分析【提供:スタジオキャンパス】

2024年度 駒場東邦中学校の出題構成と問題分析【算数】60分[120点]

出題構成
大問1 小問集合(不定方程式・時計算・場合の数・平面図形) 大問3 場合の数(正方形の個数)
大問2 平面図形(角度・面積の差) 大問4 数の性質(平方数の和)

受験者平均点57.2点(47.7%)、合格者平均点66.6点(55.5%)と、昨年度の易化の反動からか今年度は難化しました。毎年“数学への入口”となる問題の出題があり、今年度は大問1で「バーンサイドの公式」「三平方の定理」、大問4で「平方数の和」をもとにした出題がありました。数に関する深い理解、コンパスの利用も含めた丁寧な作図等、問題演習量を増やすだけではない“理屈と理解”に基づいた学習が大切となります。

2024年度 駒場東邦中学校の出題構成と問題分析【国語】60分[120点]

出題構成
大問1 物語文(村上雅郁『きみの話を聞かせてくれよ』)

例年通り物語文1題の構成です。虎之助と祇園寺先輩はともに「周囲からの自分に対するイメージ」と「自身のアイデンティティ」のギャップに悩んでいます。勝手な決めつけによってがんじがらめになっているものの、そのイメージが変わることも恐れる二人の心情の迫れるかがポイントです。読後の感想を話し合う会話文の中に「具体例を挙げる」という自由記述があります。多様性というテーマは今後の大きな流れになりそうです。

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2024年度 駒場東邦中学校の出題構成と問題分析【理科】40分[80点]

出題構成
大問1 小問集合 大問4 ガスコンロを用いた水温変化の実験
大問2 星座早見 大問5 動物の心臓
大問3 音速の測定と計算

合格者平均は49.0点(61.2%)で昨年度の55.5点よりやや難化しました。大問4は多くの条件や実験結果から考察する問題で、受験生も苦労したことでしょう。大問5のワニの心臓(パニッツァ孔)については大変興味深い良問でした。本校の対策として、得点すべきところで失点しない基礎力の徹底と、説明文や実験データなどから考え抜く力を鍛える必要があります。読解力・思考力・記述力を養うことを普段の学習から意識しましょう。

2024年度 駒場東邦中学校の出題構成と問題分析【社会】40分[80点]

出題構成
大問1 総合問題

今年度も地理・歴史・公民の様々な要素を取り入れた大問1題という形式になっています。歴史は鎌倉時代~昭和の戦前に至るまで、資料や表を活用しながら解く問題が多く、論述式の問題が3問あります。公民と地理では身近な事柄に関連付けながら、資料や地形図を利用して解く形式の問題が出題されています。全体的に基礎的な知識を正しく取り入れたうえで、政策を取り入れる理由などをしっかりと書く練習を行っていきましょう。

▼他年度の駒場東邦中学校入試分析はこちら

 

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