
2026年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【算数】50分[100点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 小問集合(四則演算・不定方程式・場合の数) | 大問3 | 数の性質(試行検証) |
| 大問2 | 立体図形(切る辺の数)・場合の数(場合分け) | 大問4 | 立体図形(パップス・ギュルダンの定理) |
今年度も例年通り、“思考力”を問う問題が並びました。計算処理の煩雑さは例年の本校のイメージとなりますが、今年度も引き続きその重厚感は継続されました。限られた時間の中で、ある程度平易な問題については確実に正解を出し、その上でレベルの高い問題や煩雑な処理を必要とする問題にどれだけ立ち向かえるかがカギとなります。記述解答形式の問題に対しては、自分がどのように考えたかをコンパクトにまとめる練習が必要となります。
2026年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【国語】50分[100点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 論説文(藤原辰史『ちゃぶ台⑫特集 捨てない、できるだけ』) | ||
| 大問2 | 随筆文(木村綾子『本が繋ぐ』) | ||
大問1は出版社の編集者による藤原氏へのインタビューです。会話調ではありますが、しっかり編集されていることもあり、読みづらさを感じた受験生はほとんどいなかったでしょう。問5・問6の記述問題はなかなか骨が折れたかもしれません。桜蔭は前年秋に刊行された作品を題材にすることがありますが、大問2は入試3ヶ月前に刊行されたものです。問5・問6はイトケに対するわたしの複雑な感情を読みほどむけるかどうかが問われています。表面的な読解スキルでは太刀打ちできない桜蔭らしい問題でしょう。
※『本が繋ぐ』については、齊藤美琴先生も次の記事で紹介しています。
2026年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【理科】30分[60点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 排気ガスの性質と雨 | 大問3 | 光の反射・フーコーの光速測定実験 |
| 大問2 | モンシロチョウの交尾 | 大問4 | 恒星日と太陽日・月の公転周期と満ち欠け周期 |
昨年度同様に大問4題構成でした。大問1と2は比較的平易な問題でした。また、大問3は近年他校でも出題が増えているテーマでしたので、解いた経験のある受験生もいたかもしれません。大問4は図をヒントに問題の誘導に乗れたかどうかが成否を分けました。本校では実験結果から考察する問題が多く出題されます。日頃から与えられた条件や結果を論理的に考える習慣を身につけ、本質を見抜く力を養う学習に加え、時事的な話題にも触れておきましょう。
2026年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【社会】30分[60点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 道の役割(地理総合) | 大問3 | 小問集合 |
| 大問2 | 睡眠について(歴史総合) | ||
大問は3題構成で、大問3は時事問題及び正誤問題を中心とした小問集合でした。今年度は全体的に易化した印象で、難しい知識が問われる設問はほとんどありません。定番となった正誤判定の問題は今年度も健在ですが、こちらも易化しています。短文論述問題は3問で分量は例年並み、貿易の変遷を説明する問題はやや難しいものの、資料の読み取りが手がかりになります。覚えるべき知識は、その背景も含めて正確に理解することを心がけましょう。
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