麻布中学校の2026年度入試問題分析【提供:スタジオキャンパス】

2026年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【算数】60分[60点]

出題構成
大問1 平面図形(直線図形) 大問4 場合の数
大問2 割合の文章題(食塩水) 大問5 平面図形(曲線図形)
大問3 速さ(通過算) 大問6 数の性質(試行検証)

昨年度大問5題だったものが今年度は大問6題に戻りましたが、小問数は昨年度とほぼ同じ14問(昨年度は15問)となりました。何れの単元の問題においても本校では“前問の利用”“誘導”といったことがキーワードとなります。小問ごとにぶつ切りにせず、前の小問で検証できたことを次に活かす行動が大切です。特に「数の性質」「規則性」「場合の数」の単元においては、解決に至るまでの問題の流れの美しさも味わってほしいと思います。

2026年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【国語】60分[60点]

出題構成
大問1 物語文(柊サナカ『天国からの宅配便 あの人からの贈り物』)

麻布の全3弾が刊行されている『天国からの宅配便』の第2弾(あの人からの贈り物)からです。ファンタジーであり、少し変わった設定の物語文ではありますが、麻布受験生はこの手の不思議な内容の文章は過去問で経験済みでしょう。麻布は設問通りに解いていくと文章全体がすっと理解できるような作りになっています。問11がその文章全体をどれだけの解像度で理解できたか否かを問いかけています。


2026年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【理科】50分[40点]

出題構成
大問1 刷り込み・母鳥の鳴き声がヒナに与える影響 大問3 気候変動に関する総合問題
大問2 融解熱・凝固点降下 大問4 自転車の並進運動と回転運動

例年通り、初見のテーマが中心で、本文や図表中のヒントを基に解答する形式です。今年度は各分野から1題ずつ(計4題)出題されるという、一昨年度までの形式に戻りました。大問1の動物の行動に関する実験は興味深い問題でした。本校の理科は単なる知識を問うのではなく、説明文や図表から考察する問題が中心です。読解力はもちろん、日ごろから科学的事象に目を向け、その原理や疑問を考え抜く姿勢を身につけておきましょう。

2026年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【社会】50分[40点]

出題構成
大問1 森林の保護と利用の歴史

小問数13問のうち前半の数問が知識の定着度を測る問題、後半の論述問題(全11問)は、問13の120字以内の論述を除けば1行から2行でまとめるという例年通りの形式でした。論述問題では題意(問われていること)を的確に読み取り、必要な言葉を過不足なく使うことがポイントです。日本の地形の特徴・現代社会の問題点・持続可能性など普段の学習から問題意識をもってものごとをとらえられているかを試す問題が出題されました。

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