
2025年度 開成中学校の出題構成と問題分析【算数】60分[85点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 小問集合(単位換算・分配算) | 大問3 | 速さ(規則性・ダイヤグラム) |
| 大問2 | 場合の数(条件整理・試行検証) | 大問4 | 立体図形(投影図) |
受験者平均点46.9点(55.2%)、合格者平均点55.2点(64.9%)と、昨年度とほぼ同等の本校にとっては標準的な難度となりました。毎年知識に偏らない良問揃いの本校ですが、今年度も大問2において、“ポイントが大きい答えほど、高い得点を与えます”といった昨年度に引き続き、斬新な解答のさせ方が見られました。毎年出題傾向のよみにくい同校ですが、未知なる問題にも意欲的に立ち向かう学習を普段から心がけましょう。
2025年度 開成中学校の出題構成と問題分析【国語】50分[85点]
| 出題構成 | |
| 大問1 | 物語文(古内一絵『百年の子』) |
| 大問2 | 論説文(永井玲衣『世界の適切な保存』) |
大問1は児童文学の編集者が主人公の話です。問2の「二重」の意味の片方について記述される問題は、言外の意味を汲み取れているかどうかが試されています。大問2は哲学者でもあり予備校講師でもある永井玲衣の文章。「伝わる」「伝わらない」ことについて考察する内容。85点満点のうち、合格者平均点が50.1点、受験者平均点40.4点とありますが、開成の合格ライン前後に位置する受験生は、得点を積み上げにくい性質の問題だったと考えられます。
2025年度 開成中学校の出題構成と問題分析【理科】40分[70点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 食塩と砂糖の定量分析 | 大問3 | 地学総合(時差・ロケット・気象) |
| 大問2 | ばね定数の計算 | 大問4 | クモの営巣について |
合格者平均は57.2点(81.7%)、受験者平均は52.0点(74.3%)で、例年通りの高得点勝負でした。大問2は問4(ばねの太さとばね定数の関係)が少し読み取りづらく、問5以降も手間がかかったかもしれません。その他の問題については40分という制限時間と本校受験生のレベルを加味すれば平易だったでしょう。確固たる基礎力と思考力を身に付けること、難問や初見の問題をじっくりと考えることの2点を意識して学習しましょう。
2025年度 開成中学校の出題構成と問題分析【社会】40分[70点]
| 出題構成 | |
| 大問1 | 歴史総合(東京都) |
| 大問2 | 地理総合(日本の都道府県) |
本校の入試問題は年度によって差が見られ、今年度の大問数は2題でした(昨年度は4題)。短文論述は今年度も1問のみ、内容もそれほど難しくはありません。今年度は全体的に易化しており、合格者の平均得点率は81.4%(57点/70点満点)で、高得点勝負でした。地理分野におけるグラフ・表の数値の読み取りは出題が続いています。次年度以降もこのレベルであるとは考えにくいので、幅広い知識を蓄えておくことは必要です。
▼他年度の開成中学校入試分析はこちら









