
2025年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【算数】60分[60点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 図形の移動(転がり移動・規則性) | 大問4 | 割合の文章題(食塩水・整数条件) |
| 大問2 | 平面図形(相似比・面積比) | 大問5 | 規則性(植木算) |
| 大問3 | 速さ(周回) | ||
昨年度大問6題だったものが今年度は大問5題となり、小問数も昨年度の15問から12問と減少しました。何れの単元の問題においても本校では“前問の利用”“誘導”といったことがキーワードとなります。小問ごとにぶつ切りにせず、前の小問で検証できたことを次に活かす行動が大切です。特に「規則性」の単元においては、解決に至るまでの問題の流れの美しさも味わってほしいと思います。
2025年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【国語】60分[60点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 物語文(伊予原新『藍を継ぐ海』) | ||
2025年度の第172回直木三十五賞を受賞した伊予原新『藍を継ぐ海』が題材になりました。ウミガメをめぐる人間模様が描かれています。問12(2)はこの文章の全体像がつかめているかどうかが問われています。麻布の読解は設問をこなすしていくうちにその文章の全体像が少しずつ見えてくるという構成です。そういう意味で問12(2)はその集大成的な設問です。そういう意味では「麻布らしい」読解問題だったといえるでしょう。
2025年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【理科】50分[40点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 素数ゼミ | 大問3 | 生態系と物質循環(水・窒素・炭素) |
| 大問2 | 生態系と栄養段階(分解者中心) | 大問4 | 光の干渉に関する考察 |
例年通り初見のテーマが中心で、本文中や図表中のヒントを基に解答します。今年度は大問4題のうち、3題が生物(および環境)に関する問題でした。素数ゼミについては多くの受験生が対策していたとは思いますが、進化にまで踏み込んでいたのは流石でした。本校の理科は単なる知識を問うのではなく、説明文や図表から考察していく問題が中心です。読解力はもちろん、日頃から科学的事象に目を向け、その原理や疑問を考え抜く習慣をつけましょう。
2025年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【社会】50分[40点]
| 出題構成 | |||
| 大問1 | 書物・文字とそれらを伝える技術と社会の関係 | ||
本校の社会の特徴は、あるテーマの説明文を読みながら主に論述式で解答をする点です。今年度は小問数15問のうち論述問題は11問で、問15の120字以内の論述を除けば1行から2行でまとめるものです。題意(問われていること)を的確に読み取り、必要な言葉を過不足なく使うことがポイントです。後半の問8~15では書物・文字の働きや特徴についての本質的な理解が求められており、普段の学習姿勢が反映されたと思われます。
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