麻布中学校の2023年度入試問題分析【提供:スタジオキャンパス】

2023年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【算数】60分[60点]

出題構成
大問1 文章題(ニュートン算) 大問4 文章題(濃度)
大問2 平面図形(正八角形) 大問5 推論・立体図形
大問3 平面図形(円・扇形) 大問6 推論・規則性

 

今年度も推論を中心とした問題における重厚感は薄く、比較的解きやすく感じたことと思われます。また「文章題」「平面図形」「推論」が大問2題ずつ均等に出題されました。大問1・4の文章題においてはニュートン算・濃度における基本的な技術、大問2においても平面図形の基本技術が問われ、確実に正解しなければなりませんでした。麻布の代名詞の推論(規則性)は、今年度は平易でしたが規則の発見・前問の利用といった行動が必須となります。

 

2023年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【国語】60分[60点]

出題構成
大問1 寺地はるな『タイムマシンに乗れないぼくたち』

 

麻布の国語は設問全てに取り組むと、文章の全体像が理解できるよう作成されているのが特徴です。ラストの問13では「文章全体をふまえ」という条件通り、この文章の全体像を問いかけています。ここで得点できた受験生は、それまでの設問の正答率も高いものと思われます。言い換えれば、ひとつのボタンの掛け違いが致命的となってしまうのが麻布の国語。丁寧な読み取りが大切です。

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2023年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【理科】50分[40点]

出題構成
大問1 感覚器官(主に触覚)について 大問3 マイクのしくみ(コンデンサー)
大問2 天体の見かけの運動について 大問4 栄養素とエネルギー

 

例年通りほぼ初見のテーマが中心で、本文や図表中に問題を解くカギが散りばめられています。化学分野(大問4)は2年連続で食品に関する問題からの出題となりました。大問2と大問4に見られる計算問題は注意深く問題を読めば解けたはずです。本校の理科は単なる知識を問うのではなく、説明文や図表から考察していく問題が中心です。日ごろから科学的事象に目を向け、その原理や問題点を納得いくまで考え抜く習慣をつけましょう。

 

2023年度 麻布中学校の出題構成と問題分析【社会】50分[40点]

出題構成
大問1 公共サービスについて

 

主要テーマは「水道事業」についてです。用語や記号で答える小問が6問、1行の論述が8問、2行以上の論述が2問、最終問題は120字以内で答える自由記述で問題量としては例年並みです。問4・6・9の様に、理由を二つ考えたり、複数の資料から答える要素を複数考えたりする問題が今年度の特徴でした。解答欄のスペースに注意しながら質問に対する答えを的確にまとめる力、社会のあらゆる事象について普段から深く考察する力が求められます。

 

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