飯田橋で知った、東大クイズ王の衝撃的な勉強法【清水章弘・学びの旅】

皆さん、こんにちは。教育アドバイザーの清水章弘です。この連載では、私が全国をまわりながらみてきた教育現場の風景を、勉強アドバイスとともにお届けします。

新・対談企画スタート!

今日は「どこの駅でしょうクイズ」から。東京にある駅です。5路線が通っています。頭文字は「い」です。
お、ランプがつきました。さぁ、お答えをどうぞ!「飯田橋…正解です!」

くだらない妄想をしながら、飯田橋駅から歩くこと10分。着いたのは貸しスタジオ。年季の入った雑居ビルの1室ですが、内装はキレイ。良かった、良かった。だって、今日はゲストをお迎えするのだから。

タリーズで買ったブラックコーヒーを手に、待つこと10分。待ち人、来る!お相手は…TBSのクイズ番組「東大王」でおなじみの、元東大生・林輝幸さんです…!(万雷の拍手)先ほどクイズ番組風の妄想をしていたのは、そういうわけでございます。

林さんは番組では通称「ジャスコ林」ですが、知らない人はググってくださいね。こちらは先に進みます!

「灯台」?いいえ、「東大」もと暮らし!

で、林さんにどうしてお越しいただいたのかと言いますと……
朝日新聞EduAの、YouTube新企画!

その名も…「東大もと暮らし」です!(万雷の、そう万雷の拍手!)
「ん?東大?灯台下暗し?」はい、そうです。ダジャレです。

どんな企画かと言いますと、元・東大生の私が、東大生や東大出身者と一緒に、勉強について語るというもの。そのゲスト第一弾が、林輝幸さんというわけです(豪華!)。

林さんとは初対面。一応、私は10個くらい先輩なので、堂々とふるまうフリをしつつ、わずかに緊張しておりました。ただ、林さんがスタジオ入りしてから5分後にはカメラが回っていましたので、気づいたら始まり、気づいたら終わっていました。

対談が終わってみて、みなさんに言いたいことは、たった1つ。
この動画を見てください…!!!


「もう見たよ」という方には、心の中で花束を差し上げます。しかし、そんな方は稀有でしょう。そして、「見てください!」で見てもらえる時代ではありません。どうせみなさん、まだクリックしていないでしょう?

では、みなさんの指が動くよう、私がビビビッときた話を紹介しましょう。

東大王は、眠い時、教室を出て……

林さんと集中力について話していた時のこと。「集中力が低下してきたら、場所を変えるといいよね」という話になりました。塾の自習室とか、カフェとかですね。で、僕は聞いたのです。「人と違う場所で勉強したことってありますか?」と。そしたら、林さんはこう答えました。

「高3の11月に、勉強が飽きて、教室のベランダに机と椅子を出して勉強しました」

いやー、衝撃エピソードいただきました。林さんの出身は富山。富山の11月の風、冷たいですよねぇ。
なぜ、ベランダに出たのか。その理由がまた面白い!

「受験本番はコンディションの変化がある。異常な環境で勉強できる身体を作っておけば、当日は絶対に耐えられるだろう」

ちょっとクスッと笑ってしまったあなた。動画、気になるでしょう? でも、まだクリックしていないでしょう?

はい、指をすべらせてクリックして……この動画を見てください!

リビング学習の効果

この林さんのエピソードですが、「さすが東大王だねぇ」で終わらせてはもったいない! 動画でも私はお話ししましたが、これって小中高生、全員にとって良いアドバイスになると思いませんか?

「家がうるさくて勉強ができない」って嘆きたくなることってありますよね。リビングでやりたいけれど、きょうだいが話しかけてきて…とか、親がテレビを見ていて……とか。

でも!それを逆手にとってみてはどうでしょうか。話しかけられる異常な環境で頑張っていたら、本番に力を発揮できますよね。「うるさい。だから、ここでやる!」っていうことです。

そうやって集中力を鍛えていけば、良いことがありますよ。それは……高3の冬に、ベランダで勉強せずに済む、ということです!(笑)

はい、今日はここまで!もうあきらめて、動画見てください!(しつこい)
林輝幸さん、お忙しい中、ありがとうございました!

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