女子学院中学校の2024年度入試問題分析【提供:スタジオキャンパス】

2024年度 女子学院中学校の出題構成と問題分析【算数】40分[100点]

出題構成
大問1 小問集合 大問5 規則性・操作を繰り返す問題
大問2 和と差に関する問題 大問6 八角形の面積
大問3 回転体の体積と表面積 大問7 速さと比・流水算
大問4 速さの問題

本年度は昨年度と同じく大問が7問、大問1は小問集合で基本的な問題に見えても、計算が複雑であるなど引っかかる要素がある問題が多いようです。大問2以降も易しい問題と難しい問題が混在していますので、正解できるか瞬時に判断する力が必要です。文章を読み取りまとめる力や、複雑な計算を合理的に処理する力が必要となりますので、過去問はもちろん、参考書などの標準的な問題を中心に正確に処理する練習を繰り返し行うことが対策になります。

2024年度 女子学院中学校の出題構成と問題分析【国語】40分[100点]

出題構成
大問1 随筆文(篠田桃紅『その日の墨』)
大問2 随筆文(大竹伸朗『見えない音、聴こえない絵』)
大問3 漢字の書き取り

女子学院は随筆文2題という構成でした。大問1は2021年に107年の生涯を閉じた美術家である筆者の作品です。水田の航空写真から「お米」に関する自身の記憶を呼び起こすという内容です。このような「老成」した文章が女子学院では好まれます。大問2は現代美術家である筆者が自身が絵を描き始めたころの思い出を綴っています。全体的に分量はやや抑えめで、じっくり考えて解答できる時間を確保できたのではないかと考えます。

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2024年度 女子学院中学校の出題構成と問題分析【理科】40分[100点]

出題構成
大問1 月(クレーター/満ち欠け/地球からの距離) 大問3 水溶液の推定/中和の計算
大問2 野菜の断面/街路樹と日照や地下水流動阻害 大問4 物質の密度/気体の浮力

小問数45問は昨年度41問とほぼ同じですが、比較的解き易くなったと感じます。大問2ではトマトやキャベツの断面についての問題が見られました。例年のことですが、やや細かい知識が問われ、選択問題の解は1つなのか複数なのか分からないという解き辛さもあります。本校の理科は消去法に頼らずとも正答を導けるように知識を身に付け、それを最大限に活用することが必要です。日頃から本質を追求した質の高い学習をしましょう。

2024年度 女子学院中学校の出題構成と問題分析【社会】40分[100点]

出題構成
大問1 歴史総合(原始~近世) 大問3 地理総合
大問2 歴史総合(近代~現代) 大問4 公民総合

大問数が4題、小問数が35問と昨年度よりもやや分量が増え、全ての問題が「水」に関する出題でした。大問1-問8の室町時代・江戸時代の農業用水の利用、大問3-問8のため池の分布を示した地形図の読みとりや、大問4-問6の牛肉の生産に水を大量に使う理由などの問題は、本質的な理解が求められており、差がついた問題と言えるでしょう。基本項目の定着を早期に完成させ、資料集や地図帳を用いて多面的な理解を心がけましょう。

▼他年度の女子学院中学校入試分析はこちら

 

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