桜蔭中学校 2025年度入試問題の傾向と対策|スタジオキャンパス

2025年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【算数】50分[100点]

出題構成
大問1 小問集合(逆算・立体図形・数の性質) 大問3 速さ(速さのつるかめ算)
大問2 場合の数(場合分け)、平面図形(点の移動・作図) 大問4 文章題(条件整理)

今年度も例年通り、“思考力”を問う問題が並びました。計算処理の煩雑さは例年の本校のイメージとなりますが、一昨年・昨年に比べるとその重厚感は薄くなった印象です。限られた時間の中で、ある程度平易な問題については確実に正解を出し、その上でレベルの高い問題や煩雑な処理を必要とする問題にどれだけ立ち向かえるかがカギとなります。記述解答形式の問題に対しては、自分がどのように考えたかをコンパクトにまとめる練習が必要となります。

2025年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【国語】50分[100点]

出題構成
大問1 説明文(岡田美智男『〈弱いロボット〉から考える 人・社会・生きること』)
大問2 物語文(植松三千里『イザベラ・バードと侍ボーイ』)

大問1は2024年8月に岩波ジュニア新書より刊行された文章。ロボットたちの不完全なところが人間との付き合いを濃厚なものにする……という逆説的な内容です。大問2は2024年2月に文庫化された物語文。いわゆる歴史小説です。大問1・2ともに読みやすい文章だけに、かえって設問に即したどれだけ精度の高い記述が完成させられるかが鍵を握ります。なお、例年以上に求められる記述の総字数はやや少ないと(解答用紙から)考えられます。

2025年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【理科】30分[60点]

出題構成
大問1 カルシウムとその化合物 大問3 和食(ダイズ・軟水・イネ)/呼吸商
大問2 電力量と電気代の計算 大問4 空気塊の上昇と大気の安定度

昨年度同様に大問4題構成です。大問2には電力量の計算が出題されました。昨今の電気料金の値上げが背景にあるものと考えられます。全体としては例年に比べると平易でしたが、大問4で差がついたものと考えられます(他校でも出題されています)。本校には実験結果から考察する問題が多く出題されます。日頃から与えられた条件や結果を論理的に考える習慣、本質を見抜く力をつける学習、時事的な話題に触れることを意識しましょう。

2025年度 桜蔭中学校の出題構成と問題分析【社会】30分[60点]

出題構成
大問1 総合問題(観光) 大問3 日本と世界の行政
大問2 総合問題(日本における性差の歴史)

昨年度と同じ大問3題構成で、大問1・大問2はリード文の穴埋め問題を含む同じ形式でした。解答数は多くはありませんが、難度の高い3つの選択肢の正誤を問う問題は健在で、知識の正確な理解と丁寧な思考、そして処理能力も問われます。短文論述2問は、焦らず設問のヒントを手掛かりにする意識が重要です。初見のグラフの読み取りも出題されます。いたずらに知識の幅を広げるよりも、学習内容を正確に理解し、深堀りすることが求められます。

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