慶應義塾中等部 2025年度入試問題の傾向と対策|スタジオキャンパス

2025年度 慶應義塾中等部の出題構成と問題分析【算数】45分[100点]

出題構成
大問1 計算問題・整数問題 大問4 水量変化とグラフ
大問2 小問集合 大問5 投票
大問3 小問集合(図形問題) 大問6 平方数の和

小問数全21問のうち、大問1から大問3の14問は基本的なレベルの問題が並びますが、中にはかなり高い処理能力を要求させるものも見られました。全体的に他校でも出題されたことのある有名な問題が序盤では多く、解きやすさを覚えた受験生も多くいたかもしれませんが、どれも計算量が多く数字がキリの良くない数での計算力が問われる問題が多くありますので、「速く・正確に計算する」力が重要と言えます。

2025年度 慶應義塾中等部の出題構成と問題分析【国語】45分[100点]

出題構成
大問1 物語文(山本有三『路傍の石』) 大問4 慣用表現の正誤問題
大問2 物語文(出典不明) 大問5 漢字の書き取り
大問3 四字熟語

今年度は論説文の出題がありませんでした。また、数年続いていた韻文もなく、難度は下がったといえそうです。大問2は物語文の形式ですが、内容は時事問題について親子が会話するシーンを描いています。おそらく入試のための本校書きおろしだと思われます。慶応義塾中等部の特徴である漢字や言語知識は幅広い教養も求められます。語彙にまつわる学習は範囲がないので難しいですが、日頃から言葉には敏感でいたいものです。

2025年度 慶應義塾中等部の出題構成と問題分析【理科】25分[50点]

出題構成
大問1 光の性質・凸レンズ 大問3 野鳥に関する問題(対話形式)
大問2 畑の周りで見られる植物に関する問題(対話形式) 大問4 プロギストン説

文章中の空欄に穴埋めをする問題と対話文を読んで答える問題が特徴的で、今年度も大問2と大問3が対話形式での出題でした。ほとんどは理科の基礎的な知識で答えられますが、一部「差がつく問題」もあります。例えば大問3のような「野鳥に関する問題」は、単に入試頻出の基本事項を詰め込んだだけでは答えられません。普段から日常生活で気になったことを図鑑で調べるなどして、入試に捉われない知識も身につける必要があると言えるでしょう。

2025年度 慶應義塾中等部の出題構成と問題分析【社会】25分[50点]

出題構成
大問1 時差 大問4 近畿地方
大問2 女性史 大問5 紙幣に肖像画を使われた人物
大問3 2024年実施の選挙について

本校の社会は年度によって分量や内容に差があります。今年度は、昨年度よりも大問が一つ増えて6題構成になりました。記号選択問題が中心ですが、短文論述も2問出題されました(標準レベル)。全体を通してあまり難度は高くありませんが、今年度は「アメリカにおける被選挙権年齢」「先物取引」など一部解答に困る問題が含まれています。また、本校では一般常識を問う問題も出題されることがあるので、日ごろから注意が必要です。

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